相談事例
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相続税の試算、生前対策をご希望のお客様C様からのご相談
2024.07.26
農地や山林などの土地の筆数が多く、不動産賃貸収入もあるC様。
今回、市役所が主催している街ゼミの案内をご覧になったC様から「妻や子供たちに迷惑が掛からないように、いざというときのために相続税対策をしておきたい」とご相談をいただきました。
財産評価の結果、農地や山林一筆ずつはそれほど大きな評価額にはならなかったものの、筆数が多かったこともあり、また不動産賃貸をしている宅地の評価額が大きかったことも影響し、基礎控除額を大きく上回る財産総額となりました。そのままでは推定相続人である奥様やお子様が多額の相続税を納めなければならない状況でした。
そこで生前対策を検討したところ、生命保険の控除枠が全く使われていないことが判明したため、生前対策として、保険の代理店でもある当事務所から生命保険のご提案をさせていただきました。結果として、およそ2,000万円もの大幅な相続財産の圧縮に成功しました。
この事例では、奥様やお子様など推定相続人様が多くいらっしゃったため、生命保険の控除枠を活用することがとても有効でした。